2015年02月01日

ブラック企業に対抗する方法

早いもので、今年も1ヶ月が過ぎました。1昨日は雪まで降って、冬本番です。冬が本番になったということは、春が近いということ。明日からは2月。早春の入り口ですね。
年がかわって1ヶ月経ってから今年初めてブログとなってしまったのは、実は今年はとっても忙しい年初めになったからなんです。
私たちの組合が忙しいっていうことは、世の中でブラック企業が増えているってことでもあるんですけれど、そんなブラック企業に意見をいおうと思う人が増えているってことでもあるわけで、それは明日を開く力が生まれているってことで、辛い職場でも春がみえてくることでもあります。

我慢している状態から、どこかに相談しようと一歩踏み出すこと。さらに、労働組合を訪ねること、この時点で1歩も2歩も前に進む事になっています。
私たちの組合にも今年は1月早々から、労働相談にくる方が増えています。
そして、職種、職場はいろいろですが、就業規則を見たことがない、雇用契約書がないこと、労働基準法どおりの残業代が支払われていないこと、パワーハラスメントがあることが共通している相談内容です。これって、つまり、ブラック企業なんですよね。入社して、雇用契約書がもらえなかったら、「この会社はブラック企業かもしれない」と思っておいたほうがよいかもしれません。そう考える事とで後々闘える準備を始めることができるからです。
 この会社は「ブラック企業かもしれない」と思ったら、まずやってくべきなのは次のことです。
  ❶入社のきっかけとなった、「求人票」「求人募集広告」を切り取ったりコピーしたりでなく、そのままの形で保存しておくこと
    ⇨求人票と異なる労働条件、求人票に労働基準法違反があれば、求人票どおりの労働条件にさせること、求人受付を止めることができます。

  ❷働いた記録を残しておくこと。出勤時間、退社時間、休憩時間の記録の事です。退社時間だけでは少ししか役に立ちません。タイムカードに正しく記録されていれば、写メやコピーを残しておきましょう。

  ❸パワーハラスメントについて、メモを作成しておきましょう。パワーハラスメントが起きた日時場所相手内容をきちんと書いておくことです。ひどい場合には録音をしておきます。


組合に相談にいらしていただいたとき、上記の資料がきちんとそろっていると次のステップである会社との交渉に臨む準備がしやすく、さらには、交渉がやりやすくなります。
 求人票に「退職金あり」との記載があったのに、退職金制度がなかったA社では、最初は求人票差し止め、次に「交渉する約束」の議事録、とさまざまな流れを経て時間がかかりましたが、退職金規定を作成することができています。

ブラック企業かも?と思ったら、準備をして、我慢の限界が来る前に相談にきてください。
一歩踏み出すことで、諦めなくても良い人生の展望が開けることがあります。
posted by REI at 01:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記