2019年05月26日

高等教育無償化法。産業界が必要としない学問では奨学金をもらえない?奨学金が無くても、誰でも学びたいことを学べる社会を作ろう!

昨日5月25日は文京区根津で宣伝活動を行いました。
私は大学時代は東洋大学白山校舎に通っていたので多くの時間を文京区で過ごしました。
そして、大学時代の先輩である鹿倉元文京区義、浅田現文京区議がいらしたので、少し昔の記憶が蘇ってきました。
宣伝活動で、今回は「生活と労働条件」の話をしようと思っていました。
動画に写っているのは、その話の時です。

でも、マイクを握っているうちに、学生時代の話と現代の奨学金問題の話をしていました。
私は、高校時代に自家中毒で歯をやられてしまい、その治療費に親が積み立てていた学資保険を使ってしまった関係で、自分のアルバイト代で学費を払っていました。
当時、学費が30万円、アルバイト代は1日1万円強でした。私は基本自宅から通学でしたので、なんとか頑張ればアルバイトで学費は払えました。実際、新聞奨学生も含めて、働きながら学校に来ている友人はたくさんいました。
そして、今、学費は100万円前後です。アルバイト代は時給千円でも8千円ってところでしょうか。
学費は3倍以上になっているのに、バイト時給があまり変わらないのですから、奨学金がないと今は厳しいことがよくわかります。
なんでこんなことになってしまったのか?
相対的に賃金が上がっていない問題がまずあります。
ただ、最低賃金が1500円になっても、学費の支払いは厳しいですよね。
消費者物価指数で調べると1985年と現在で2.1倍です。
賃金は2.1倍も上がっていませんが、学費の上昇は3倍。高すぎるます。
思うに、学校が金儲けの場になっているのではないかということです。

高等教育無償化法が今年の5月10日に成立しました。この奨学金を得るための要件が「実務経験のある教員による授業科目の配置」、「法人の理事に産業界の外部人材」「経営に課題を抱える法人が運営する教育機関は対象外」です。
大学自治との兼ね合いでどうなのか、産業に直結しない学問を学ぶ自由はどうなるのか、金儲けしっかりしていない大学じゃないとダメなのか、という疑問を抱かざるを得ない内容です。
「実務経験」という産業に直結しないいけない学問にしか奨学金を出さないということ。
私は文学部仏教学科卒業です。産業には全く関係ない学問を選びました。でも、人生を生きていくための心の芯は、経済活動には不要な学問にこそあるのではないでかと思いますので、ともて悲しいです。
そして、「理事に産業界の外部人材」に至っては、大学を大企業の天下り先としようとするのかと、もう唖然です。
私は大学には、これから人生を生きていくための思考を養う場所であって欲しい。心ゆくまで学問に触れて、思考を深める時間を持って欲しい。

奨学金をもらわなくても、大学に通える社会に。
大学を本当に学問の府に。

そう訴えていましたら、立ち止まって聞いてくれる若い人がいました。とっても嬉しかったです!



posted by 朝倉れい子 at 15:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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